みなさん、こんにちは!
今回は韓国の名前にまつわる豆知識をご紹介したいと思います!
韓国の苗字には同じ苗字でも何種類にも分かれており、イさんはイさんでも、どこどこイ氏〇〇イ氏などと分かれています。
それは幼い時から自分のルーツがどこなのか教えられ、自分がどこのキム氏なのか、どこのイ氏なのか、韓国人のほとんどが知っているとのこと。
ちなみに筆者の義父も〇〇イ氏の集まりに参加したり、皆んな自分のルーツに誇りを持っているようです。
同じ苗字だと結婚出来ない?!
こちらはドラマでもよく出てくるのですが、同じ苗字でしかもそのルーツが一緒の場合、元を辿れば同じ血だと言うことで、結婚する時に障害になる場合があります。
たとえば、イさんの場合(すみません、主人がイなので笑)
전주 이씨(チョンジュ イ氏)が一番多いのですが、最も代表的で朝鮮時代の王家の姓氏になります。
結婚が認められにくいのは、同じ系列、2人ともがチョンジュ イ氏同士の場合。
同じイ氏でも、チョンジュ イ氏とまた別の〇〇イ氏なら問題ないとのことです。
これは、法律的に結婚ができないわけではなく、法律的に結婚は可能だけれども、新郎新婦の両親や親戚などの反対にあう場合が多いということですね。
これは現在でも根強く残っていて、結婚を反対されるケースもかなり多いです。
子供の名前も自由に決めれない?!
これも、日韓夫婦さんでしたら聞いたことがあると思いますが、韓国では代々その家の長が持っている家系図(족보)にそって、名前を決めます。
最近ではそんなの関係ない!っていう方も多いのですが、それにそって名前を決める韓国人もかなり多いです。
ただ、名前全部が決められているのではなく、最初の一文字が決められています。
たとえば、(また主人を例に例えますが笑)
私の主人は규〇です。
家系図により、その世代は규〇という名前にしなければならないと決まっています。なので、私の主人の従兄弟や兄弟はみんな규〇です。
親戚の集まりに行くと、かなり名前がややこしい(笑)
これは特に血を引き継いでいく男子の場合に、このルールを守ってくことが多く、女子はそこまで決められているわけではないようです。
正直、無視して名前を決めたいところですが、その家のルーツに誇りを持っていたり、伝統的な家の息子だと特にこの家系図にこだわるお家も多いのではないかと思います。
ちなみに、筆者の義父もかなり誇りをお持ちのタイプなので、子供の名前は호〇に、しなければならないようです(笑)
こうなると、選択肢も狭まり名前を考えるのも楽なのか大変なのか、という感じです。
いかがでしたか?
日本とは違う文化を知ると、ますます面白いなと思う韓国!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
次回もより良いコンテンツをお届けしたいと思います!